
常任顧問 中條 俊夫 Toshio Nakajo
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略歴
1957.3 東京大学医学部卒
1958.6~1966.1 東京大学医学部第二外科
1960.2~1970.12 国立小児病院外科医員
1971.1~1977.4 北里大学外科助教授、(辞任前 教授)
1977.5~1985.3 国立小児病院外科医長
1985.4~1991.3 東京大学医学部教授(小児外科学)
一時的に総長輔佐、看護学校長、病院長を併任
1991.4~1996.3 神奈川県立がんセンター (病院長、1992~センター長)
1998.4~2013.8 青葉病院院長(以後名誉院長)
2013.9~2021.3 東都医療大学(現東都大学)学長
2021.9~:@現在 東都大学名誉学長、同大学附属博物館長
<学会関係>
日本外科学会 特別会員、
日本小児外科学会 名誉会員
日本ストーマリハビリテーション学会 名誉会員(第五回学会会長)
日本褥瘡学会 名誉会員(第一回学術集会会長)
日本小児ストーマ研究会初代会長
ご挨拶
1997年にコンバテック社の品田ひとみET(現WOCN)のご指導を受け、褥瘡医療に関与するようになりました。1999年9月には、大浦武彦先生をはじめ、多くの方々のご協力を頂き、学術集会会長として第1回日本褥瘡学会学術集会を盛大に開催することができました。2023年には第25回学術集会が開催され、本学会の果たしてきた業績の歴史を振り返る行事も行われます。
私は現在も褥瘡診療に関与させて頂き、ケアを行った褥瘡は8000箇所を超えました。現在、これらの診療記録をまとめて、褥瘡の予後改善に貢献できれば幸いと努力しております。
全世界の多くの医療関係機関の協力や医療者の御協力により、褥瘡の予後や予防が改善されてきましたが、現在、より優れた予防、改善に向けた医療技術、器機の開発が求められています。
竹田社長とは、彼の株式会社ケープ、パラマウントベッド株式会社在任期間を通して長いお付き合いがあり、また、竹田社長が考案作製されたエアマットレスを試用して、よい結果が得られたこともあり、同社の取締役/常任顧問に就任させて頂きました。
竹田氏考案(吊り構造のエアセル)のエアマットレスには、ポンプを使用したものと使用しないものとがあります。わが国国内では、前者が一般に使用されております。他方、ポンプ不使用(電力不要)のエアマットレスは、わが国をはじめ全世界の大災害時に、また、電力を得ることができない地域において、褥瘡発生予防に大きな貢献をするものとなりましょう。
今後とも、高齢者や神経・循環障害を保有する方々の褥瘡発生予防及び褥瘡改善促進に、竹田エアマット社とともに努力してまいりますので、宜しくお願い申し上げます。